国際情報学部

国際情報学科 グローバル系分野

No. テーマ 内容 教員名
81 アメリカ合衆国の政治と宗教 アメリカ合衆国の文化や政治にはキリスト教の影響が見え隠れします。大統領選挙の勝者はキリスト教の聖書に手を置いて宣誓をします。ドル札の裏には「In God We Trust」と印字されています。他方で、アメリカには多様な宗教が存在し、また革新的な思想・哲学が続々と登場してきました。様々な考えが生まれ育つ土壌があったと言えます。これは何を意味しているのでしょうか。連邦政府や諸団体の思想と行動に注目しながら、アメリカ合衆国における政治と宗教について考えます。 相川 裕亮
82 ヨーロッパ統合の礎 今日でもEU(欧州連合)では、当時のシューマン仏外相が欧州統合案を発表した(1950年)5月9日を「ヨーロッパ・デー」と定め、彼の功績を讃えています。この授業では、シューマンの生い立ちを見ることによって、どのようにしてヨーロッパ統合が生まれて来たのか、今日のEUの問題点は何かについて考えます。 太田 正登
83 インターネット英語 皆さんは普段からインターネットで様々な情報収集を行っていることと思います。私たちの母国語は日本語なので日本語サイトを利用するのが最も手っ取り早い方法です。しかしながら、ご存知のようにインターネット上の言語シェア率ナンバーワンはダントツで英語です。英語サイトもうまく利用できたら入手できる情報量も種類もグンと上がり、視野が広がっていくことでしょう。私の授業ではインターネット上の活きた英語を取り上げます。YouTube動画の英語コメントを読み、トピックが何か当ててみましょう。また、クイズ形式でインターネット英語の特徴を学びましょう。英語を身近に感じ、情報収集ツールとしての有用性を認識してもらいたいと思います。 尾崎 志津子
84 地名から考える食と地域の関係性 近年食の地域ブランド化が進み、日本の市場にも「○○産」と地名を冠した食品があふれています。たとえば、みなさんはスイーツや乳製品を前に「北海道産」と聞くだけで、他の同類製品よりも美味しそうと思ったり、思わず手にとったりすることはないでしょうか。これは、地名がわれわれ消費者に対して、生産地の自然環境や伝統文化などと結びついた特定の品質をイメージさせるからです。では、地名とはたんなるイメージ創出装置なのでしょうか。食品に付された地名とは、実際に何を意味するのでしょうか。地名が取り結ぶ食と地域の関係性について、日本とヨーロッパの食文化の事例から考えてみましょう。 齊藤 由香
85 楽しい国際協力のススメ
《8月まで開講》
発展途上国と呼ばれる国々は「貧困で開発が必要だ」と言われてきました。それらの国や地域の経済を発展させ、日本の暮らしのようになることは、そこで暮らす人々とって本当に幸せなことなのでしょうか?そもそもなぜ世界中で国際協力によって「開発」が行われるようになったのでしょうか?
NGOで働いていた経験や現在大学で実践しているカンボジア女性と共に創るアクセサリーブランドの活動の話を交えながら、経済成長を前提とした国際協力から、発展途上国の潜在力を再評価する国際協力への潮流の変化についてお話します。
佐藤 奈穂
86 国際法を使ってニュースを読み解く 国内社会に憲法をはじめとする法が存在するように、国際社会にも国際法と呼ばれる法が存在します。200あまりの国家が並存する国際社会で秩序と平和を維持するには、そのためのルールが必要だからです。
国際法は、実は、私たちの身の回りの出来事・ニュースにも潜んでいます。なぜ日本は近隣諸国との間で領域紛争を抱えているのでしょうか、なぜ北朝鮮は核開発を行ってはならないのでしょうか、なぜヨーロッパに逃れた大量のシリア難民は保護されなければならないのでしょうか。新聞やテレビで目にするこうしたニュースを、国際法を使って読み解いていきます。
竹内 徹
87 福祉社会学のはなし 一般に「福祉」とは「人びとの幸福」を意味しますが、すこし限定的に言えば「社会的に弱い立場にある人びとへの援助」となります。みなさんにとって「福祉」は自分事ですか? 他人事ですか? 今日の日本は、国家がさまざまな制度にもとづいていろいろな福祉サービスを提供する「福祉国家」であり、人びとが「福祉」について理解し、関心を持ち、具体的に行動している「福祉社会」でもあります。けれども、福祉の制度は財政を圧迫するから減らすべきだという声や、福祉をごく限られた〝困難な状態〟にある人びとだけの問題とみる考え方もあります。私たちの生活と「福祉」の関係を、特定の価値観に囚われない「福祉社会学」の視点から解説します。 時岡 新

国際情報学科 メディア系分野

No. テーマ 内容 教員名
88 アナウンサー・キャスターになるには!?
NHK放送コンクール必勝法
放送界で活躍するアナウンサー・キャスターになる為のルートマッブをガイド。何処の大学がアナウンサー等を輩出しているのか、サークルはどうするのか、そして、どんな学生生活を送ったらよいのか。また、キー局が開催しているアナウンス・スクールの特徴や違いなどについて教授。そして、アナウンサーになりたい人の陥りやすい落とし穴はどこにあるのかなど、これまで多数の人材を大学で育成して来たアナウンサー出身の講師が詳細に解説・分析し対応策を提示。また、Nコン全国大会出場に向けた秘策も伝授。 磯野 正典
89 Webで情報発信 Webは、私たちにとって重要な情報収集の場であるとともに、情報発信の場です。皆さんもWeb制作に挑戦してみませんか?ユーザビリティの観点から、見やすく分かりやすいWebデザインについて考えるとともに、Web制作に必要な技術(HTML、CSS等)の基礎を解説します。 岩崎 公弥子
90 iPhone/iPadアプリの作り方 スマートフォンやタブレット端末が一気に普及するきっかけとなったiPhoneとiPad。iPhone/iPadの特長の一つは目的に応じたアプリをダウンロードして追加することで便利なツールに変身することです。それらアプリは誰でも開発でき世界に発信することができます。アプリを使うだけでなく作る楽しみを知ってもらうため、アプリをどのように開発するのかわかりやすく解説します。 牛田 博英
91 身近なデザインの世界 デザインと言う言葉から、何を想像しますか?
何か非日常的なキレイなものを想像するかもしれません。しかし、高機能な携帯電話やトイレのマークにも、実はデザインが深く関わっています。デジタル機器から日用品まで、身近にあるさまざまな例を挙げながら使いやすいデザイン、分かりやすいデザインについて解説します。
遠藤 潤一
92 情報デザインで大事なこと 情報デザインって何でしょうか?正確に答えられる人は、意外と少ないかもしれません。日常で目にする風景の中には、交通標識、地図、広告、看板など情報デザインが溢れています。どうしたら情報を分かり易く伝えることができるのか、効果的な情報デザインに必要なことは何なのか、実例を紹介しながら説明します。 遠藤 麻里
93 映像制作の世界を知ろう!
《10月より開講》
今や誰でも簡単に撮影してYouTubeなどで配信ができるようになった映像ですが、なんとなく撮影していることが意外と多いと思います。そんな撮影の基本やちょっとしたテクニック、また撮影の現場における役割やチーム内コミュニケーションなどを解説します。映像制作をする楽しさから、その意味や価値までを一緒に考えてみましょう。 後藤 昌人
94 経営学の知識をいろいろ使ってみよう! 経営学や企業経営と聞くと、ちょっと難しそうなイメージがありますよね。でも実は結構、身近なことをいろいろと考えたりします。会社も企業も「人」の集まりです。「人」がやる気を出したり、一生懸命働いたりして成り立っているのです。実は、経営学は、そんな「人」の気持ちや行動について研究する学問でもあるのです。「人」の気持ちや行動について考えることは、みなさんも日頃からよくやっていることだと思います。そんな日頃から考えていることを、経営学はどんな風に解き明かしているのでしょうか。ちょっと考えてみましょう。 小室 達章
95 広告から学ぶ究極のコミュニケーション 広告はどんなふうに考えられているのか。アイデアや発想はどう思いつくのか。CMを例にとりながら、消費者や生活者の心をつかむコミュニケーションを成立させるための具体的な方法を、映像やケーススタディを使って分かりやすく伝えます。生徒にも実際に広告アイデアを考えてもらったり、参加型の授業で楽しく体験してもらいます。マスコミや広告界、企画部門などに興味のある高校生に、広告クリエイティブの面白さを学んでもらいます。 都築 徹
96 ゲームってどうやって出来ているんだろう? プログラマ、ゲームに興味がある人が多いと思います。ゲーム作りをキーワードとしてプログラミングの世界を紹介します。テトリス、ドラクエといったレトロゲームから、3Dゲーム、ラブライブ!のリズムゲームまで仕組み、プログラミングの方法を解説して行きます。絵、キャラクタのデザイン、効果音、とくに声優の声、ストーリーなどゲームを取り巻く重要な要素についても解説します。 西尾 吉男
97 (対面の場合)
問いを立てて考えよう!
「問い」を立てると今まで気付かなかったことに気付けるようになります。出前授業では次の2つのいずれかを行っていただきたいと思います。
(テーマ案1)
ネットの利用の仕方について「問い」を立てて考える。 様々なネットトラブルの事例について、「なんで?」と質問を考えることを通じて、「何に気をつければ良いのか?」「どう行動すれば良いのか?」などと考えていただきます。それによって、問題を未然に防止する力を身につけることを目指します。ハーバード大学で開発されたQFT(Question Formulatin Technique)という手法を使った授業を行います。基本的には、50分授業2時間続きで行います。クラスサイズは1クラスから、全校(3学年全クラス)まで対応可能です。
(テーマ案2)
日常生活の中の問題について「問い」を立てて考える。 日常生活の中で直面している問題を取り上げ、それについて、「問い」を立てることによって問題解決を図ります。勉強に関する問題、部活動における問題等、取り上げる問題は何でもOKです。(ただし、深くプライバシーにかかわる問題は避けてください。)「質問会議」という手法を使って問題解決を図ります。
長谷川 元洋
98 (オンラインの場合)
プログラマーを悩ます古くて新しい問題
今、世界中のプログラマーを悩ませている情報倫理に関する問題があります。その問題について、皆さんに考えていただきます。 長谷川 元洋
99 自分たちの地元を見つめなおしてみよう 誰にでも「地元」というものがありますが、実際のところ、買い物でも遊びに出るのでも、地元の外でまかなっていることがほとんどですよね。地元に対する思い入れが、だんだんと薄れてきているのが、現代社会の特徴かもしれません。けれども、住民みんなの力で住みよい地元をつくっていくことが、近年ますます求められてきています。
その最初の一歩は、地元をあらためて見つめなおしてみることです。「これから地元の高齢者はどのくらい増えるの?」「子どもはどれくらい減るの?」といった疑問を、人口統計や地図などのデータをいじくりながら調べてみることで、普段は気づかない地元の課題や魅力について、みんなで考えてみましょう。
畠山 正人
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