文学部 外国語コミュニケーション学科2年の神谷 莉那です。
杭州師範大学にも冬が近づいています。
9月・10月は、忙しい毎日を送っていました。
でも、とても充実した中国生活が楽しめています。
9月の新学期から、2レベル上のクラスに移りました。
文法、口語の授業に加えて、閲読の授業がスタート。
毎日の予習・復習が大変になりました。
放課後は友人との交流にも使いたいので、
授業中に積極的に発言や質問をして、
授業内により深く学べるように心がけています。
時間のかかる作文の宿題も増えました。
でも、自分が理解できていない文法がよく分かるので、逃げずに立ち向かっています。
難しい文法も意識して使うようになりました。
中国語の力を伸ばすには最適な宿題だと思います。
学校では授業だけでなく、運動会がありました!
日本では大学生になると、全力で運動する機会は
クラブ・サークル活動くらいしかありません。
(私も久しぶりの全力疾走に体の衰えを感じました...)
運動会と聞くと、楽しい雰囲気をイメージしますが、
中国の運動会は、やり投げや円盤投げ、ハードル走など、本格的な陸上競技ばかり!!
しかも中国人学生は、事前に練習をしているのです!
留学生チームは最下位ばかりでした...。
また、前回のエアメールに書いた、
「中国語を活かした挑戦」のチャンスもやってきました。
杭州の外国語小学校で実習をしている中国人の4年生の友人から
小学校で授業をしてみないかと誘われたのです。
自信がなく最初は断りましたが、
ここでしかできない経験だと思い、引き受けることに。
中国語で日本語と日本文化の授業を90分間行いました。
資料を集めたり、説明用のスライドを作ったり大変でしたが、
参加した小学生26名の喜ぶ表情を見て、がんばってよかったと思いました。
少し前ですが、10月1日は国慶節(中国の建国記念日)でした。
学校も1週間休みになるため、
友人の実家(福建省の廈門(アモイ))へ行ってきました。
杭州から電車で7時間(!)。台湾に近いこともあり、
台湾の食べ物や甘いマンゴーなども食べることができました。
やはり中国は地方によって、全く文化が違います。
海や温泉など、杭州にはない街並みに、リフレッシュすることができました。
留学生活もあと2カ月。
後悔がないように、毎日を送りたいです。