今月の金城学院大学

2015年6月 理想の薬剤師になるために。私たちの新たなスタートライン。

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薬学部では、5年生になると病院と街の薬局の2つの施設でそれぞれ11週間の実務実習が行われます。大学とは異なる「現場」の空気に、最初は誰もが不安と緊張でいっぱい。そんな5年生にエールを送るために「ホワイトコートセレモニー」と「実務実習報告会」が開催されました。

いよいよ医療現場へ!!【143名が参加】ホワイトコートセレモニー 薬学部5年生必須の課程、医療現場での「実務実習」を前に行われる式典。医療従事者の使命を見つめ直す、金城学院大学独自の行事です。白衣と共用試験 基準点到達証明書の授与、そして実習に向けた宣誓が行われます。6年生から、一人ひとりにお祝いと励ましのコサージュが贈られます。/最後は記念撮影!笑顔で新しい一歩を踏み出しました。※薬学共用試験・・・薬科大学・薬学部で学ぶ学生は、実務実習前(4年次)に全国共通の試験「薬学共用試験」の受験が義務づけられています。この試験では、学生が実務実習を行うに必要かつ十分な基礎知識や技能・態度が備わっているかが判断され、試験に合格した学生には、共用試験基準点到達証明書が交付されます。ホワイトコートセレモニーを終えて…現場でしか学べないことを、しっかり学んできたい。 【実習予定】第1期:名古屋大学医学部附属病院 第2期:地域の調剤薬局1年次から着ている白衣ですが、今日受け取った白衣は、患者さんの生命、健康を守るという薬剤師の使命の重みを感じました。学年代表として誓いの言葉を読み上げた時は、一層身が引き締まりました。実務実習では、特に服薬指導について学びたいと思っています。どう説明したら患者さんが分かりやすいか、患者さんはどんな気持ちでいて、どう会話を進めるべきかなど、一人ひとりの患者さんと向き合い、現場ならではの経験を積みたいです。/5年 小林 円加さん 金城学院高校出身学ぶとともに、進路を決めるきっかけにもしたい。 【実習予定】第1期:地域の調剤薬局 第2期:一宮西病院実習がはじまる実感がわいてきました。緊張しますが、事前に6年生の実習報告を聞けたことで心の準備ができました。病理や薬理、特に生活習慣病に関する知識は実習中よく用いたとのことなので、しっかり復習して実習に臨みたいと思います。入学時は病院薬剤師が目標でしたが、学ぶにつれて地域住民と密に接する地域の調剤薬局にも興味を持つようになりました。実習では両方の現場を体験するので、自分の進む道を考える機会にもできればと思います。/5年 吉本 亜裕美さん【6年生から4・5年生へ 】平成26年度実務実習報告会 ホワイトコートセレモニーに先立ち、前年度実務実習を行った6年生が体験談を発表。実習までに取り組んでおくべきことや実習中の過ごし方など、アドバイスをおくりました。病院実務実習【実習先】名古屋大学医学部附属病院 薬剤師数:83名 実習生:県内の大学から計20名/6年 天野 詩織さん 聖マリア女学院高校出身薬の知識がない患者さん。あなたはどう説明をしますか? 病棟業務では、脳神経外科と乳腺内分泌科を担当。乳がん、甲状腺がん患者と接する機会が多く、血管内治療について深く学ぶことができました。服薬指導では、薬の知識がない患者さんでも分かりやすいよう工夫をしました。特に多くの患者さんが服用されていた薬は、資料を自作し配付。薬の効果や服用時の注意などを説明しました。実習は、自分から進んで動くことが大切です。自信がなくても、まずは何ごとにも挑戦するようにしましょう。【実習先】岐阜大学医学部附属病院 薬剤師数:39名 実習生:愛知県・岐阜県の大学から計10名/6年 大前 柚衣さん 加納高校出身薬剤師も積極的に患者さんと接する!先進の医療現場を経験 岐阜大学医学部附属病院の特徴は、全国に先駆けて開設された外来化学療法室。診察の待ち時間に、薬剤師が化学療法を受ける患者さんと面談し、薬の効果や副作用について聞き取りをします。患者側は診察前に状態が整理でき、医師は患者の状況を深く理解できるというメリットがあります。私も2名の面談を担当。診察後は医師へ処方方針の確認をし、情報共有も行いました。より良い治療のために、コミュニケーションが重要であることが学べました。薬局実務実習【実習先】天竜あきは薬局/静岡県 薬剤師数:2名/6年 山田 倭花さん 浜松海の星高校出身地域が変われば薬剤師の取り組みも変わる! 大規模な地震発生が想定される静岡県。実習では、静岡県薬剤師会が進める災害対策を学びました。災害によって物資が限られた中で効果的な治療を行うトリアージ法、防水性に優れ、暗闇でも見つけやすいよう蛍光塗料が使用された「防災型お薬手帳」の普及活動、「災害時ポケットマニュアル」の作成など、静岡では地域の調剤薬局で様々な準備や訓練が行われています。通常の薬局業務はもちろん、地域ごとの特徴を肌で感じ、地域を拠点とする薬剤師の使命を学ぶことができました。【実習先】大島薬局/愛知県 薬剤師数:4名/6年 今村 美月さん 松蔭高校出身信頼される、暮らしに身近な薬剤師像に出会えました! 私の実習先は、内科病院の門前に建つ町の「かかりつけ薬局」。高血圧や糖尿病など生活習慣病患者が多く、薬剤師は服薬指導だけでなく健康情報を発信し、地域のセルフメディケーションをサポートすることも役目であると学びました。漢方実習では、薬膳料理の調理も体験。健康を支えるためには薬だけでなく幅広い知識が役立つことを知ることができました。地域の中の薬剤師は、気軽に相談されて、有益な情報を提供できるよう、地域の皆さんと信頼関係を築くことが大切だと実感しました。

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