野村證券株式会社
文学部 日本語日本文化学科
古典文化コース 2022年3月卒業
澤木 真絢さん
日本文化の趣や、日本語の美しさを胸に、
教養ある社会人に。
自国のことをちゃんと語れる人になりたいと思い、この学科を選びました。想定外だったのは、苦手だった古典文学を好きになったこと。『古事記』で描かれる神話は近現代文学にも継承されており、他国の神話とも類似点があるなど、専門家である先生の授業は刺激的で、文学のおもしろさを存分に味わいました。また「博物館実習」でワークシートを作成するなどグループワークも多く、リーダーシップや発言力も養われました。就職先は、海外にも事業を展開する企業です。自国の文化に誇りを持ち、美しい日本語で意志を伝えられる人でありたいと思います。

トヨタ自動車株式会社
文学部 英語英米文化学科
英語研究コース 2022年3月卒業
青戸 恵美さん
語学力とグローバルな視野を持ち
周りに影響を与えられる人に。
語学力や知識はもちろん、人間的に大きく成長できた4年間でした。以前の私は自分からアイデアを出すタイプではなかったのですが、積極的に学ぶ友人たちに影響されて、いつしか進行役として周りに影響を与える存在になっていました。またカナダへの海外研修、ボランティア活動、バレーボール部の部長など多くのことにも挑戦。英語スペシャリスト養成プログラムで難解な翻訳や同時通訳にも楽しんで挑み、世界の多様性に目を向け異なる文化や価値観を尊重する姿勢も身につきました。金城で手に入れたこの自信を、大切にしていきたいと思います。

花王ビューティブランズカウンセリング株式会社
文学部 外国語コミュニケーション学科
2022年3月卒業
山崎 真実さん
異文化への理解と広い教養こそ
コミュニケーションの本質。
大好きな英語のほかに新しい言語を学び、本当の意味でのコミュニケーションスキルを身につけられました。私が選んだのはフランス語。ネイティブの先生と「わかりやすく」「伝わる」語学を磨くうちに、相手の気持ちと向き合う大切さを強く感じました。また「ディベート」の授業で、議論のポイントを見抜いて対立する意見を整理し、進んで発言するようになったことも、大きな成長です。異文化にふれながら、先生方が「自ら考えさせる」授業を行ってくださったおかげで身についた広い視野と教養は、さまざまなお客様と接する仕事で役立てられるはずです。

株式会社十六銀行
生活環境学部 生活マネジメント学科
ファイナンシャルプランナー養成コース 2022年3月卒業
青木 瑠美さん
人生を豊かにする学びばかり!
仲間と切磋琢磨した4年間。
どの授業も「生活」に関係しており、賢い消費者として生きていくための知識を身につけられました。名古屋市のイベントに参加し、SDGsやエシカル消費に関するブースを出展した時は、学んだことを発信する力や地域貢献について考えるように。子どもから高齢者まで幅広い来場者への伝え方を工夫し、仲間と高め合うやりがいも感じられました。また2級ファイナンシャル・プランニング技能士やAFPのほか、一種外務員、秘書技能検定2級など多くの資格を取得し、人生における選択肢も豊富に。この学科で学んでよかったと心から思える充実した4年間でした。

株式会社トリート
生活環境学部 環境デザイン学科
アパレル・ファッションコース 2022年3月卒業
中川 葵さん
大切な人の特別な1日を彩る完璧なドレスを。
大好きな服をもっと深く学びたくて、金城に編入学しました。機織り機もそろう実習室やさまざまな実験室など施設が充実しているほか、印象深かったのはユニバーサルデザインや化粧品学まで学べたこと。普段から目にしているものが実は計算されたデザインであるなど大切にしたい知識が増え、ファッションに対する視野が広がりました。就職先ではアトリエスタッフとして、新婦のドレス縫製などを担当します。服には人を強くする力があると信じています。いつか自分がデザインしたドレスで、大切な人の特別な1日をつくれたらと夢は広がります。

大成建設株式会社
生活環境学部 環境デザイン学科
空間デザインコース 2022年3月卒業
林 真侑子さん
挑戦し続け、つかんだ未来。
強く優しい一級建築士に。
1年次からインターンシップに参加し、授業でも多くの設計課題に取り組んだおかげで、自分の興味と適性を知ることができました。やりがいを感じたのは、高齢者の集合住宅や小学校のリノベーションなど、人々のコミュニティを生む建物の設計。個性的でユーモアにあふれる友人と刺激し合いながらアイデアを磨き、半年から1年間かけて設計したプランを簡潔にまとめて伝えるプレゼンテーション能力も鍛えられました。専門性が高い金城のカリキュラムのおかげで一級建築士の受験資格を得ることができたので、このまま挑戦し続けたいと思います。

岐阜県庁(管理栄養士)
生活環境学部 食環境栄養学科
2022年3月卒業
種田 倭都さん
根拠ある栄養指導で、
地域の人々の健康を守りたい。
自分に合う就職先を見つけられたのは、保健所や病院、事業所とさまざまな施設で臨地実習ができたおかげです。地域の人々の食生活を資料から分析し、病気を防ぐ栄養指導など一次予防に携わる業務内容に興味を持ちました。そのために役立つ能力を磨けたのは「公衆栄養学実習」。インターネットから信頼度の高い情報を取捨選択して根拠ある改善策をまとめ、地域の人々にわかりやすく伝える資料を作成しました。グループで議論し、深く追求する姿勢は、あらゆる場面で必要になるはず。責任感を強く持ち、食の大切さを伝えられる管理栄養士をめざします。

トヨタ自動車株式会社
国際情報学部 国際情報学科
グローバルスタディーズコース 2022年3月卒業
関口 季愛さん
多くの活動を通してつくり上げた
リーダー像が、大きな自信に。
さまざまなフィールドワークや課外活動を経験できました。中でも思い出深いのは、W LIでオリジナル紅茶を販売したこと。学生5人で企画・提案し、さまざまなメディアで広報をして限定1,000缶を販売しました。コロナ禍で難航しましたが、リーダーとしてメンバーと協力しながらやり遂げたことは大きな自信に。ただ指示をするのではなく「仲間を理解して尊重し、仲間のために自ら考えて行動することによってチームを良い方向へ導くリーダー」が大切だと実感できました。社会に出ても、与えられる仕事ばかりでなく、自ら働きかけるよう意識したいと思います。

株式会社アミューズ
国際情報学部 国際情報学科
メディアスタディーズコース 2022年3月卒業
金森 成美さん
エンタメ業界を盛り上げるため
誠実に、愛ある行動を。
ゼミで書籍の出版に携わりました。東日本大震災で被害を受けた町の現状と復興に向けた取り組みを、多角的な視点から調査・研究を行った記録で、自らも被災地に足を運んで取材を行いました。被災者の現状や本音を知り「震災に節目などない」ことを痛感。「知りたい」「伝えたい」という気持ちが大きくなりました。また授業でプレゼンテーションを重ねて発信力を養い、各業界の著名人から現場の話を聞いて視野も広がりました。就職先は、入学当時から夢見ていた総合エンターテインメント企業です。多くの人々に影響を与える芸能人を輝かせられるよう、誠実で愛ある人間でありたいと思います。

岡崎市職員(保育職)
人間科学部 現代子ども教育学科
幼稚園教員・保育士養成コース 2022年3月卒業
尾﨑 仁美さん
職場の連携を大切にして、
子どもが安心できる先生に。
保育士と幼稚園教諭のほか、小学校教諭も取得しました。幅広く学んだことにより子どもの成長過程や心理を理解できたので、小さな子どもの成長や発達を支えながら共に喜べる先生になりたいと、自分の思いも定まりました。また「児童家庭福祉※」という授業で、子育て環境が変化し続けている社会状況について学んだことは、子どもの最善の利益追求に生かせるはず。子どもたちは私たちが想像する以上に大人のことをよく見ています。職場の人たちとの連携を大切にし、子どもたちから安心して接してもらえる先生をめざしたいと思います。
※授業科目名は当時のものです。

岐阜県職員(心理分野)
人間科学部 多元心理学科
2022年3月卒業
松尾 有紗さん
実習を通して得た成長。
子どもたちや家族に寄り添う存在に。
「支援者として寄り添うとは?」「傾聴ってどういうこと?」――先生からの問いかけに悩み、実習を通して成長してはさらなる課題に悩む、ということを繰り返しながら進んできた4年間でした。中でも苦労したのは傾聴。相手の話に関心を持ち続けて聞き、自然にこころが開くまで見守るというのは根気のいることで、実習を重ねながら講義で学んだ知識とつなげてきました。春からは子ども相談センターで児童心理司として働きます。きっとショッキングな出来事に直面することもあると思いますが、目をそらさずに周囲の職員と協力して支援したい。さらに学び深め、将来は公認心理師の資格取得もめざしたいと思います。

株式会社岐阜新聞社
人間科学部 コミュニティ福祉学科
2022年3月卒業
桂川 景さん
新聞記者の仕事を通して
地域福祉の向上に貢献したい。
児童福祉に興味がありこの学科に進学しましたが、学びを深めていく中で新聞記者という新たな進路を見つけました。きっかけは、ホームレスや高齢ドライバーなど現代の多様な社会問題を学んだこと。その出来事の背後にある実情を多くの人に伝え、問題提起するという形で社会問題の解決の一端を担いたいと考えました。就職先は地元の新聞社。大学で養われた福祉の知識と多角的な視点を生かして、福祉現場の従事者や当事者の思いを取材し、社会の理解と協力を得られるよう橋渡し役になりたい。地元の福祉向上に貢献することが目標です。

名古屋市職員(社会福祉)
人間科学部 コミュニティ福祉学科
2022年3月卒業
小林 紗和さん
多様な市民の生活を支えるため
広く目を向け学び続ける。
小学生の頃からボランティア活動に興味があり参加してきました。大学ではより多くの情報が発信されていたので多種多様な活動に参加でき、ボランティアの歴史を学んだうえで活動を広げるための課題も深く考えるようになりました。またソーシャルワークの現場実習での体験から、すべての人が生きがいを持つことの大切さも実感できました。就職してからも学び続け、その他の資格や手話、英語などスキルアップをめざしたい。年齢も言語もさまざまな市民の生活を支える責任と向き合い、信頼されるソーシャルワーカーになれるよう努力します。

藤田医科大学病院(薬剤師)
薬学部 薬学科
2022年3月卒業
西澤 美涼さん
目標だった病院薬剤師に。
患者さんの気持ちを大切にしたい。
小学生の頃に家族をがんで亡くした経験から、薬剤師をめざすようになりました。金城で学んでよかったと思うのは、縦のつながりがとても深いことです。「薬学PBL」など授業で先輩から教わる機会が多いほか、研究室でも先輩の学会発表に同行したり、国家試験の過去問題や情報を受け継いだりと、とても良い関係を築きながら知識を磨けました。卒業研究では総合病院に2ヵ月間通い、医師についてがん患者を担当。治療に関する話ばかりでなく、患者さんの気持ちを伺うことの大切さを強く感じました。がんに関する専門知識を深めるため学び続けます。
